咀嚼と脳の研究所

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小野塚實前所長の後を引き継ぎ、久保金弥が咀嚼と脳の研究所(IMBS)所長を務めることになりましたので、一言ご挨拶申し上げます。

歯学部の学生の頃、「口腔は消化器系の一部で、咀嚼は食物を歯で粉砕し、消化機能を助けている」と講義で教わりました。長い間、社会でも歯科界でも“咀嚼=消化”というイメージで捉えられてきました。
最近、咀嚼が全身、特に脳機能に様々な影響を及ぼす研究データが発表されたことから、社会的にも咀嚼が注目を集めるようになってきました。
本研究所のスタッフも、咀嚼が認知機能維持やストレス緩和に役立つことや、肥満、糖尿病、骨粗鬆症などの発症を抑制することなどを明らかにし、学会発表を始めとして国内外の雑誌に多数の学術論文を発表してきました。
今後も本研究所のスタッフは「咀嚼と脳」「咀嚼と心」「咀嚼とからだ」に関する研究をさらに推し進め、咀嚼に関する研究成果や健康に役立つ情報を発信してまいります。
今後とも、当研究所の活動にご理解とご支援の程どうぞよろしくお願い申し上げます。



所長

咀嚼と脳の研究所長
久保 金弥

咀嚼と脳の研究所 Institute for Mastication and Brain Sciense(IMBS)

   


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